遺言書に書いておくべき付言事項とは?

遺言書と付言事項

遺言書で役立つ付言事項とは

遺言書を作るにあたり、大切なことに付言事項を書くことがあります。

この付言事項とは、「法的効力はないが、遺言者の意思を伝えるために書く文章」です。

意思とは、「今までの感謝の気持ち」「遺言者が亡くなった後のこと」などや、「なぜこのような遺言書を作ったのか」という遺言書の内容に対する補足説明などになります。

遺言書は「遺言者の最後の言葉」であり言葉に重みがあるので、遺言書の付言事項には本当に伝えたい意思を書きましょう。

付言事項はなぜ書いたほうがよいのか?

私は遺言書を作成するときには、遺言者がどうしても書きたくない場合を除き、書くようにアドバイスしています。

遺言書に付言事項を書く大きな理由の一つとして、遺言者の意思である遺言内容に沿った財産の分配を相続人に理解してもらうためです。

事前に財産の分配方法を話し合っておけばよいのかもしれませんが、顔を合わせて話すほうが真意が伝わるとも言い切れませんし、そもそも話し合いが不可能な場合もあります。

このようなときのために、付言事項として遺言書の中に書いておくのです。

例えば、「土地と建物は妻に相続させる」なら、なんとなく理由がわかりそうですが、「長男に600万円相続させ、次男に200万円相続させる」という内容の遺言書があった場合、なぜそのような不公平な内容に遺言者がしたのか理由がわからないと次男は不満に思いますが、理由がわかれば納得する可能性があります。

理由がわかり納得すれば、余計な争いを回避できます。

付言事項がないと遺言者の意思がわからず、「遺言者に無理やり書かせたのではないか」とか「この遺言書は偽造したのではないか」というような、あらぬ疑いもでてきて相続争いが起こることもあります。

相続人同士が余計な争いを起こさないように、しっかりと付言事項で遺言内容の説明をしておくべきです。

付言事項で書けること

付言事項は法的効力がない遺言者からのお願いや思いなどになるので、どのようなことでも記載することはできます。

ただ、人の非難や悪口は書かないほうがよいです。

遺言書の内容を聞くほうも嫌ですし相続争いになる可能性があります。

比較的書くことが多いのは、「感謝の言葉」「財産を与える理由」「葬式のこと」となります。

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